八十五番札所 八栗寺から八十四番札所 屋島寺へのへんろみち【東遍路道】
この日は八栗寺から屋島寺まで歩く時に通る東遍路道を登ってみました。
八栗駅(ことでん)へ
まずはことでんで八栗駅に来ました。
ここから東遍路道を通って屋島寺まで登ります。
源平合戦史跡
この辺り一帯には源平合戦の史跡がたくさんあります。
マンホールも源平合戦で扇の的を撃ち落とした那須与一です。
菊王丸の墓
源平合戦(1185)のとき、源氏の勇将佐藤継信は、大将義経の身代わりとして能登守教経の強弓に倒れました。そのとき教経に仕えていた菊王丸は、継信に駆けより首を切り落そうとしましたが、そうさせまいとする継信の弟忠信の弓によって倒されました。
高松市観光協会
教経は、菊王丸をあわれんでこの地に葬ったとつたえられています。
安徳天皇社
安徳天皇は最も短命で六歳半で崩御されています。
安徳天皇社には二年半滞在しました。
ことでん八栗駅から歩いて約30分。
安徳天皇社をこえたあたりから坂の勾配がきつくなってきました。
佐藤継信の墓
継信は、寿永4年(1185)2月の源平屋島合戦のとき、平家の武将能登守教経の強弓により、大将義経の一命を危ういとみて、義経の矢面に立ち、身代わりとなって討死しました。
高松観光協会
牟礼にある神櫛大墓(宮内庁)です。
このすぐ近くにも佐藤継信の墓があります。
第八十一番札所 白峯寺には崇徳天皇陵(宮内庁)があります。
この先は車両は通行できないようです。
この時点での坂の勾配もなかなかきつめです。
屋島東遍路道入口(柵)
ことでん八栗駅から徒歩で約50分。
イノシシ除けの柵です。
ここからは完全に歩行者専用になります。
屋島スカイウェイを横切る
イノシシ除けの柵から登ること約10分。
途中屋島スカイウェイを横切ります。
スカイウェイを歩いている方に話しかけられ、へんろ道よりもスカイウェイのほうが楽だよと親切に教えていただきました。今回は東遍路道を行くのがメインなので遍路道を登ります。
屋島スカイウェイにはミステリーゾーンがあります。
下っているように見えるのに実際は上り坂なのです。
源平古戦場がだいぶん見下ろせるところまで登ってきました。
引き続き東遍路道を登ります。
なかなか勾配がきついです。最後はロープを伝って登りました。
東遍路道・山上到着
談古嶺(源平古戦場展望台)
山上まで登ったら左に行くと屋島寺に行けます。
逆方向の右に向かって歩くこと3分、源平古戦場展望台があります。