【志々島】樹齢1200年の大楠と世界で一番小さなおうち

高松から三豊市詫間町へ(JR)

快速南風リレー号にて高松駅から詫間駅へ向かいます。
約一時間で詫間駅に到着です。
海岸寺駅から詫間駅までの一駅の途中ですが、海が見えて気分爽快です。

宮の下港(詫間)から志々島(フェリー)
どちらの港も最寄りのJRの駅はJR予讃線の詫間駅です。
この日は宮の下港から志々島に行くことにしました。
詫間駅からはバスやタクシーで宮の下港まで行けるのですが、出迎えがあったので車で移動したので5分足らずで到着しました。
宮の下港は三豊市文化会館・マリンウェーブの横にあります。(駐車場有・無料)
詫間駅から宮ノ下港までは徒歩では約25分(約2km)です。

ちいさい船なのに、定員82名乗れるそうです。


一人片道350円です。 ⇒ 粟島汽船のご案内
後ろに見えるのは詫間の町です。

約20分で志々島に到着です。

家がたくさん見えますね。
全盛期は住民が1000人程いたそうですが、現在は20人ほどとのこと。
大半がお年寄りの一人暮らしだそうです。

島の住民の方が冷蔵庫を購入して移送しておりました。
家電買うのも一苦労ですね。

志々島の町並み
かかしがお出迎えしてくれました。ここのかかしはかわゆいですね。ほのぼのします。
ブイで作った作品もありました。サザエさんもいますね。




郵便屋さんは日曜日以外は毎日来るそうです。
志々島に郵便局はありませんでした。

志々島の休けい処です。
待合室や休憩所、カフェとしても利用できます。
世界で一番小さなおうち【埋め墓】
港に着いて『世界で一番小さなおうち』といわれている埋め墓がたくさん見られます。
遺体を埋葬したお墓です。



両墓制(りょうぼせい)とは、遺体の埋葬地と墓参のための地を分ける日本の墓制習俗の一つである。
遺体を埋葬する墓地と詣いるための墓地を一つずつ作る葬制で、一故人に対し二つの墓を作ることから両墓制と呼ばれる。
遺体の埋葬墓地のことを埋め墓(葬地)、墓参のための墓地を詣り墓(まいりはか、祭地)と言う。
wikipediaより引用


大楠までの島の風景とお接待
さぬき百景にも選定されている大楠に向かいます。
島内にはたくさん標識が出ているので迷わず行くことができます。






途中地元の方が蚊取り線香持ってきなさい、と言ってくれたのですがこれですね。
島唯一上田の商店の前にお接待として、杖と蚊取り線香が置いてありました。では、遠慮なくお借りします!


利益院【詣り墓】
現在は廃寺となっており、立ち入りできません。
境内には港の近くにある埋め墓とセット(両墓制)となる詣り墓が並んでいます。詣り墓には遺体や遺骨はありません。



志々島の大楠(樹齢1200年)
さぬき百景に選ばれている大楠。樹齢は1,200年です。


樹の高さ 22.5m 根元の周り 12m



志々島山頂(標高109m)
横尾の辻、標高109m。


360度見渡すことができます。
志々島は瀬戸内海の宝のように感じました。

島内の神社
島内に3、4カ所神社をみかけました。



志々島のヤギさん
草を食べてもらうためのヤギさん。かわいいですね。島のマスコット的存在になっています。


志々島の地図と滞在時間

行きの船は
宮の下 12時45分発・志々島 13時5分着
帰りの船は
志々島 15時55分発・宮の下 16時15分着
滞在時間は3時間弱でした。

紫雲出山から見えた志々島

紫雲出山展望台から粟島が正面に見えますが、一番右に見えるのが志々島です。


詫間駅から約5km 第七十一番札所弥谷寺

