【サンクトペテルブルク】世界遺産と『罪と罰』の風景を歩く

サンクトペテルブルク市内を散策します。
サンクトペテルブルク歴史地区は世界遺産に登録されています。3つの建造物を散歩がてら見学してきました。
- カザン聖堂
- 血の上の救世主教会
- 聖イサアク大聖堂

カザン聖堂

古代ギリシア建築様式【ドーリア式・イオニア式・コリント式】
・ドーリア式の列柱上部 シンプル (パルテノン神殿・アテネ)
・イオニア式の列柱上部 優雅 (アルテミス神殿・エフェス)
・コリント式の列柱上部 華麗

この時は観光客の8割方が中国人でした。
血の上の救世主教会
高さは94mです。

先端部分が工事中だったのが残念でした。

聖イサアク大聖堂

自動券売機でチケット(展望台のみ)を購入して屋上に登りました。
360°ぐるっと回ることができます。

『罪と罰』の風景を歩く
ラスコーリニコフの家
Grazhdanskaya Ulitsa, 19

まさかの一泊目のホテル(Alexander Hotel)の斜め前にあり驚きました。

K橋(コクーシキン橋)
Kokushkin Most, Kokushkin Pereulok

二泊目に泊まったホテルゴゴリの斜め前にある橋です。
宿泊した部屋からもK橋が見えました。
ライオン橋(リヴィニ・モスト)
罪と罰では出てこなかったような気がするのですが、せっかくの観光名所なので寄ってみました。


運河沿いをゆっくり散策しました。
犬のフンがたくさん落ちていたのだけが残念でした。

ラスコーリニコフ殺害現場のアパート
Prospekt Rimskogo-Korsakova, 25

ここの4階が殺害現場です。地元のお姉さんが通りがかりにミニガイドしてくれました。
ソーニャのアパート
neberezhnaya kanala Griboyedova, 73

黄色いアパートはソーニャが住んでいたモデルになったそうです。
スヴィドリガイロフもここに住んでいたのですね。

『罪と罰』を執筆したアパート
Kaznacheyskaya Ulitsa, 9

ストリャルヌイ横町とカズナチェイスカヤ通りの角にあるアパートで『罪と罰』が執筆されました。
賭博者もここで執筆したとのこと。
ラスコリーニコフの家から150mです。
ドストエフスキー博物館

ドストエフスキー博物館までは地下鉄を使って行きました。

何年か前にドストエフスキーにはまり読みあさったことがあるので、このサンクトペテルブルクの観光は世界遺産めぐりも良かったけど、『罪と罰』聖地巡礼のほうが自分的には楽しかったみたいです。
心残りはラスコーリニコフが通った大学があったりラズミーヒンが住んでいたヴァシリエフスキー島に行けなかったことです。
世界遺産だってまだまだ全然見れてません。
サンクトペテルブルクは見どころが多すぎて全然時間が足りませんでした。
いつかまたゆっくり訪れたいとおもいます。
サンクトペテルブルクからヘルシンキ
トラムで
センナヤ広場近く(Sennaya Square)からフィンランド駅(Finlyandskiy Railway Station)までトラムを利用しました。

所要時間は約20分です。
途中車窓から夏の庭園をちらっとだけみました。
本当にサンクトペテルブルクは見どころが多すぎて時間が足りません。

トラムのフィンランド駅とアレグロのサンクトペテルブルク駅は徒歩1分です。
アレグロ(ALLEGRO)でサンクトペテルブルクからヘルシンキまで
※ 現在コロナウイルスの影響で運行されていない可能性があります。
予約や時刻表検索はこちらから。
VRと日本のJRのロゴがなんか似てて笑えます。
もちろんオンラインで予約したのですが、座席が自分で選択できません。
二人なのですが離れて指定されたり、進行方向と逆の席を指定されたり、ただ決済しないかぎり料金は発生しないので3回ほど予約チャレンジして進行方向向きで並びの座席が取れたのでそのままクレジット決済して予約しました。
一等と二等とありますが、私たちは二等を予約しました。

列車に乗り込む前に余ったロシアルーブルを持って駅近くのスーパーマーケットに行きました。
サンクトペテルブルクでは23:00~翌11:00まではお酒の購入ができないとのこと。レジで最初拒否されて困惑しましたが、店員さんが貼紙を指さしてくれて納得。時間がかいてあったのでなんとなくわかりました。
でも11時まではあと10分だったので待ちました。同じようにレジ横で待機している人があと何人かいました。

3時間半でヘルシンキ中央駅に到着しました。

